雨の日が好きになる!梅雨に観たい映画
梅雨の季節がやってきました。
梅雨はジメジメするしなんとなく憂鬱な気分になってしまいますよね。
そんな時はおうちで映画をみて気分を盛り上げましょう〜
雨の日が好きになるかも?そんな映画を紹介します。
シェルブールの雨傘(1963)
ジャック・ドゥミ監督&カトリーヌ・ドヌーブ主演で第17回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した1964年のミュージカル映画です。
フランス北西部の港町シェルブールの、自動車修理工の青年ギイと傘屋の娘ジュリビエーブは結婚を誓い合った恋人同士。
しかし、ある日ギイに送られてきたアルジェリア戦争の徴兵令状で、2人の人生が大きく翻弄されてしまう物語です。
ミュージカル映画なので、全編が歌で進むストーリになってます。
切なくも現実的な恋愛物語が、しっかりと歌で表現されていて、とても魅力的です。
そしてこちらの映画の最大の魅力は美しい映像と色彩です。
劇中に出てくる雨はとても美しく描かれていますし、ファッションやインテリアもおしゃれでとても可愛らしいです。
梅雨がちょっと楽しく思えてくるそんな作品です。
いま会いにゆきます(2004)
市川拓司の同名ベストセラーの小説を映画化した「いま、会いにゆきます」。
雨の季節に死んだはずの妻が戻ってきて、また家族一緒に暮らし始めるラブファンタジー。
映画の中では、妻の澪が「「雨の季節に戻って来る」と絵本にメッセージを残していたシーンがあり、雨を美しく印象的に表現しています。
主題歌のORANGE RANGE「花」も大ヒットしました。
梅雨にみたら情景をもっと感じながら楽しめる作品となっています。
アバウトタイム ~愛おしい時間について~(2013)
こちらの作品は、タイムトラベルが可能な家系に生まれた青年を通して“幸せな人生・家族”について描かれた映画です。
ただのラブストーリじゃないのがまた魅力的ですよね!
だからこそ結婚式で終わりではなく、主人公が、恋をして結婚し、家族と幸せに暮らす中での学びも描かれていてとても奥が深いです。
そして印象的なのは主人公とヒロインが土砂降りの雨の中で笑いあっているこのティザービジュアルです。
このシーンはしっかり映画の中にも出てくるので探してみてくださいね!
ミュージアム(2016)
緊迫のストーリー展開で人気を博す巴亮介の人気サイコスリラー漫画を、小栗旬主演×大友啓史監督により実写映画化されました。
この映画は雨の日だけに起こる猟奇殺人事件を小栗旬演じる沢村が追っていくスリルあふれる作品です。
犯行現場に残された謎のメモなどから、カエルのマスクを被った犯人像が浮かび上がり、通称・カエル男と呼ばれるようになった犯人と沢村とのドキドキハラハラする展開が1分1秒も見逃せません。
ホラー好きな方はもちろん、雨の日退屈だなって思った方はぜひ「ミュージアム」でハラハラな展開を楽しんでみてください。
恋は雨上がりのように(2018)
冴えないファミレス店長に片思いした女子高生の恋の行方を描いたこの作品。
テレビアニメにもなった眉月じゅんの人気コミックを、小松菜奈&大泉洋主演で映画化したラブストーリー。
小松菜奈演じる陸上部のエース、橘あきらはアキレス腱のけがによって走る夢を断たれてしまいます。
そこで出会ったのが、大泉洋演じるファミレス店長の近藤正己です。
あきらのまっすぐな思いと近藤の大人の複雑な心情を、リアルに描かれている点がとても引き込まれます。
また映像の美しさも同作の大きな特徴です。
雨上がりの街の風景の美しさは観る者の心に強く印象づけられますよ。
泣きたい私は猫をかぶる(2020)
第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作『ペンギン・ハイウェイ』で、賞賛の声を浴びたアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が、手がける長編アニメーション映画です。
ちょうど新型コロナウィルスが流行り、家での時間が増えた時に公開されました。現在はNetflixで配信されています。
主人公の美代は、空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれていました。
そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされません。
めげずに彼にアピールし続ける彼女には誰にも言えない秘密がありました。
「猫」の世界を通して繰り広げられる青春ファンタジーです。
この映画の魅力はアニメーションの美しさ!
空、海、太陽の光をはじく緑の樹々、木漏れ日、懐かしい街など、アニメーションが、ハイクオリティなため、普段アニメを見ない人にもおすすめです!
じめじめとした梅雨の時期にみると夏が待ち遠しくなるでしょう。
思い、思われ、ふり、ふられ(2020)
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、「ストロボ・エッジ」や「アオハライド」で知られる咲坂伊緒さんの漫画を原作に映画化された作品です。
主要キャストは浜辺美波さん、北村匠海さん、福本莉子さん、赤楚衛二さんが演じました。
積極的な性格ながら不器用さのある朱里と、朱里の義理の弟にあたる理央。そして自分に自信が持てない由奈と由奈の幼なじみの和臣。同じマンションに住む4人が織りなすラブストーリーです。
印象的なのは場面ごとに雨のシーンが描かれているところです。とても切ない恋心が雨の情景とマッチしています。
男女4人が描く高校生のラブストーリーの行方も、もちろん楽しみですが、雨のシーンも注目して鑑賞してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
映画を通して、雨の日も悪くないな~と思えるかもしれません。
おうちでゆっくり映画を見て、梅雨を楽しみましょう〜